AIは医療現場で使われている?フリーランスの外科医って本当にいる?

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<ドクターXシリーズ、今回はAIが登場>

「ドクターX」は米倉涼子さんがフリーランスの外科医大門未知子を演じる人気の医療ドラマです。

大門未知子が発するセリフ「私、失敗しないので」は、もうすっかりお馴染みでしょう。

今回のシリーズでは、AIの下した診断や治療法を大門未知子が無視して手術をする、というケースが何回か続きました。

こういうのを見ると「やっぱり人間の方が優秀なのかなあ?」「AI、ダメじゃん!」と思う人も多いでしょう。

そして、このAIはドラマだけの話なのかなあ?実際に病院でAIって使われているの?という疑問も湧いてくるでしょう。

また、そもそもフリーランスの外科医なんているの?という疑問もあるでしょう。

<既に使われているAI>

AIは既に医療現場でも使われています。と言っても、どこの病院でも使っているというまでには至っていません。

まだ、ごく一部の大きな病院でしか使っていない、と言った方が妥当かもしれません。

■特殊な白血病をキャッチして命を救う

最近耳にした情報では、国立東京大学医科学研究所で2016年8月に、IBM社のAIを備えるコンピューター「ワトソン」で60歳代の女性患者の命を救っています。

この女性患者は、当初は急性骨髄性白血病と診断されて治療を行っていましたが、抗がん剤の効果が出ませんでした。

血液内科の専門医たちが知恵を出し合って、今までの経験や知識を出し合って治療に当たりましたが、上手くいかなかったのです。

そこでワトソンに検査データや患者さんの遺伝子情報などを入力して照らし合わせた結果、血液内科の専門医でも診断が困難な特殊なタイプの白血病であることを、わずか10分で突き止めてくれました。

ワトソンは、約2千万件にものぼるがん研究の論文や薬の特許情報などを参照して、特殊な白血病であることを弾き出したのです。

そしてワトソンが抗がん剤の変更を提案し、医師たちはその提案通りの抗がん剤に変更したところ、この60歳代の女性患者に有効だったのです。

その結果、命を救うことができたと報告されています。

■問診票に代わるタッチパネルのタブレット

また、自治医科大学病院では2016年の秋から「ホワイト・ジャック」という双方向対話型のAIを使っています。

このホワイト・ジャックは患者さんの問診時に使われていて、タッチパネル式のタブレットにIDカードをかざして、症状や今までの手術歴や服用中の薬情報などを入力し、問診に答えて行くというものです。言うなれば紙の問診票を、タブレット式のコンピューターに変えたという感じです。

しかし、ホワイト・ジャックは単なる問診票の代わり、というだけではありません。

タブレットに入力された情報を元に、可能性の高い疾患を絞り込んでくれるのです。おまけに、その疾患に対する推奨される薬剤や治療法まで示してくれます。

手塚治虫さんの漫画に、無免許の医師を主人公にした「ブラックジャック」がありましたが、ホワイトジャックも無免許です。しかしブラックジャックもホワイトジャックも、どちらも優秀な医者かもしれません。

■内視鏡でリアルタイムに前がん状態をキャッチ

さらに国立がんセンターとNECも、2017年7月にAIを用いて、大腸がんに移行しやすいポリープや大腸がんをリアルタイムでキャッチできる内視鏡システムを開発しています。

AIの高速処理技術をフルに使って、瞬時に内視鏡の画像を解析することができるのです。

■方言を標準語に翻訳

少し変り種のAI利用は、東北電力と弘前大学との共同開発されたAIです。

これは、東北地方特有の方言を標準語に翻訳してくれるというものです。

東日本大震災の時に、日本各地から多くのDMAT隊員やボランティアのスタッフが医療現場にも支援に来てくれました。

しかし、東北地方特有の方言のために「何を喋っているのか全然わからない」という事態に陥って困ってしまったのです。

通訳さんがバタバタと院内を走り回ったそうです。

東北の方言では痛いことを「こわい」というのですが、このことを知らない医師が「お化けなんていませんよ」と対応して、動脈解離を見逃したという実例もあるので、翻訳してくれるAIがあると助かります。

<AIを上手に利用することが重要になってくるでしょう>

AIは、人が読むと50日程かかるような膨大な文献を僅か20分ほどで読むことができます。

また、患者さんの声の高さや言葉のニュアンスなどから真意をくみ取ることもできるようです。

今後は、メリットが沢山あるAIをいかに上手に使うかが問われて来ます。

診断もAIがやってくれるとなると、それをどのように患者さんに伝えるか、どのように患者さんに寄り添っていくかが問われるので、頭が良いだけの医者よりは、人間性が問われていく傾向にあることが、近年の医学部入試でも見えて来ていると言えるでしょう。

<そもそもフリーランスの外科医なんているの?>

米倉涼子さんが演じる大門未知子は、フリーランスの外科医という設定です。

本当にフリーランスの医者なんているの?と思った人も多いでしょう。

しかし、大門未知子が執刀するのは西田敏行さんが演じる蛭間院長の病院だけです。

今回は東帝大学病院と言う設定になっていますが、執刀場所が1か所だけなので、これはフリーランスと言うよりも非常勤勤務と言った方が妥当かもしれません。

本当のフリーランスの医師は、大阪京都兵庫の3府県で執刀したり、日本全国どこへでも行くという感じです。

このようなフリーランス医師は実際には存在します。

しかし、大学病院院で働くフリーランス医師は凄く稀で、一般的にはフリーランス医師は市中病院で働いています。

<麻酔科は多いけど外科のフリーランスはまれ>

大学病院に籍を置いておいて、バイトや応援医師として働く医師は麻酔科医に多いと言われています。

麻酔科医の2~3割ほどになるようです。

しかし、外科医の場合はフリーランスは非常にマレです。

なぜなら、手術はチームで行うものだからです。

他のスタッフと息が合わないと手術がやりにくいのです。

「初顔合わせになる看護師が機械出しをすると、何だかタイミングが悪くて手術がやりづらい。やはりいつも一緒に手術をやっている看護師の方がスムーズに手術が進んでいく」という声も多いのです。

また、「あいつはバカみたいに体がデカイから、一緒に手術をすると小柄な俺は腰が痛くなるんだよ。もう少し背の低い人を助手にしてくれ」と言ったこともあります。

やはり、初めて行った場所で知らない人と一緒に手術をするよりも、いつもの慣れた仲間と手術をするのがベストのようです。

スポーツの世界だけではなく、医療もチームワークが重要なのです。

その点、大門未知子はいつものスタッフなので手術はしやすいと思います。

しかし、こういうのをフリーランスと言ってよいのかどうかが、少々疑問です。

この秋のドクターXシリーズはAI対大門未知子といった感じですが、遠藤憲一さんが演じる海老名医師が可愛いという声や、麻酔科医の城之内医師を演じる内田有紀さんが綺麗だという声も多いですね。

今回のシリーズもたくさんの見どころが期待できそうです。



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